安全対策~ヘルメット編~
Blog2022.09.16
埼玉県幸手市に事務所を構えている足場工事会社のアートビルダー 広報担当 さやねぇです(*’▽’)
今回弊社の取り組みとして安全のため年1回、
全従業員(協力会社も含め)にヘルメットの支給を行っております⛑
現場作業等で使用される作業用ヘルメットは、いずれも厚生労働省の「保護帽の規格」に準じて作られています。
「保護帽の規格」の中には「保護帽の使用区分」というものがあり、作業内容に応じた工事用ヘルメットを被らなくてはなりません。
頭部の損傷、感電による危険を防止、軽減するために用いられる保護具であり、厚生労働省が定める労働安全衛生法第42条の規定に基づく「保護帽の規格」に適合したものとして、検定基準に基づいて製造されています。人命にかかわるものだけに、適切な試験が必要なのです。検定試験は3種の規格に分類され、それぞれ異なった内容の試験が行われます。
【飛来落下物用】
飛来物または落下物による危険を防止、軽減するためのもの。
【墜落時保護用】
倉庫に積まれた荷の上、車両の上……足場または安全帯(高所で作業を行う場合に使用する命綱付きベルト)が使用できない場所からの墜落による危険を防止、軽減するためのもの。
【電気用帽子】
使用電圧7000V以下で頭部感電による危険を防止するためのもの。
例えば「飛来・落下物用」試験では、人頭模型にヘッドバンドを密着しないように装着し、角度60度の円すい形で重さ3kgのストライカを1mの高さから、保護帽の頂部を中心とする直径100mmの円周内に自由落下させます。
「飛来・落下物用」「墜落時保護用」「電気用」……いずれの試験も有効期限は3年間。期限を過ぎれば、同じ試験を再度受けなければなりません。
厚生労働省の性能試験に合格したヘルメットは「確かな保護性能を持っている」と証明された製品。本体の内側に「労(日付)検」と書かれたシール(型式検定合格標章)が貼られています。これには、型式・検定取得年月・合格番号・製造業者名・製造年月・検定区分が表示されています。
弊社のヘルメットは、
飛来落下物用・墜落時保護用(兼用型)!!
なお、労働省の「保護帽の規格」は、頭部の安全を確保するための最低限の基準を定めたものであり、「労・検」のラベルが絶対的に安全性を保障するものではありません。使用にあたっては最大限の注意を払い、 常に安全な作業ができるよう心がけることが大切です。
作業用ヘルメットの着用規定
【飛来落下物用】
・物体の飛来、落下の恐れのある現場での作業
・足場の組立などの作業
・クレーンの組立、解体作業
・造林作業
・木造建築物の組み立て作業
【墜落時保護用】
・最大積載量5t以上の大型貨物自動車における積み卸し作業(ロープ、シート掛けなどを含む)
・床面2m以上の積み荷の上における作業
・2m以上の高所作業
【電気用帽子】
・高圧活線作業
・低圧活線作業
飛来・落下物用、墜落時保護用、電気用……は個別ではなく、それぞれの機能を兼ねるものもあるので、使用の際にはしっかり確認することが大切です!!
セーフティガイズ(旧5S委員会)主導で清潔な状態を維持し、より良い職場環境を維持しております。
ヘルメットカラーも数年前に清潔感のある白に変えました!
弊社が今後も力を入れていくのは、業界の底上げに貢献するということ。
「きつい」「汚い」「危険」「怖い」
のいわゆる4Kイメージの業界が将来に渡って生き残っていくためには、
抜本的な改革が必要なのではないかと考えています。
よりお客様にとって魅力的な会社とは…。
社員一同本気になってこれに取り組むことで、ひいては業界の未来を明るく照らすことをめざしているのです。
「またお願いしたい」と言われ続ける会社であるよう、これからも誠実に、満足度の高い仕事を提供してまいります。